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チョロQ3/LEWO団員からの演奏タイトル紹介
2021年8月7日

チョロQ3

こんにちは。ラストエリクサーウィンドオーケストラ スタッフ団員のボコです。
本記事は2021年8月時点で2022年4月30日開催予定のラストエリクサーウィンドオーケストラ第8回演奏会において、
演奏予定のゲームタイトルを紹介するブログ企画の一貫として、チョロQ3について紹介する記事です。

え、チョロQ3の音楽が演奏される?どういうこと?という方は、下記も合わせてご参照ください。

第8回演奏会 〜いつか帰るところ〜

チョロQ3について

ゲーム「チョロQ3」は1998年2月19日にPlayStation用ソフトとしてタカラ(2021年8月時点では現在のタカラトミー)から発売されたレースゲームです。

ゲーム「チョロQ」シリーズとしては、タムソフトにより開発された最後のゲームでもあります。

アーカイブスにもきていないのでチョロQ3をプレイするにはPlayStation版ディスクを入手の上、PlayStation実機、PlayStation2実機もしくはPlayStation3実機で動作させてプレイする以外の方法しかありません。
個人的な思いではありますが、チョロQ3には是非アーカイブスに来て欲しいですね。そして、
「タカラトミーアーツありがとーー!!」
「タムソフトありがとーー!!」
と叫ばせて欲しい。これが私の願い。(え、アーカイブス自体の存続も危ういんですか…?)

(コンピュータゲーム事業はタカラトミーの連結子会社であるタカラトミーアーツへ移管されたそうなので、間違いではないはず…)

個人的な思い出

始まりはチョロQ2

チョロQ3の思い出とは少しズレるのですが、PlayStation本体と合わせて購入したのがチョロQ3の前作であるチョロQ2でした。
(ちなみにチョロQ2の他FinalFantasyVIIも合わせて購入していたので、私にとってのチョロQ2はFinalFantasyVIIと同程度に思い入れがあるゲームです。)

チョロQ2にはチョロQタウンというフィールドがあり、チョロQを操作してチョロQタウンを探索することができるシステムでした。
レースゲームでありながらRPG的な要素もあり、大岩に乗り上げてジャンプした先や細い道を慎重に進んだ先で新しい要素が開放されたりしました。

チョロQ3ではそんなチョロQタウンがチョロQシティとして、マップも大きく、昼夜で行ける場所が変わり、シティには合計100のイベントがありと大幅にパワーアップしています。
そしてグランプリで最後に走るコースはチョロQシティ自体がコースになり、レース中のBGMはいつも走っていたフィールドとしてのチョロQシティのBGMをアレンジしたものでした。

とくに夜のチョロQシティのBGMは、昼の軽快な音楽から一転して大人な雰囲気となり、良い歳の大人になってしまった今聞いても「大人だ…」と思ってしまうくらいには良い曲となっています。

お前の運転する車には絶対に乗りたくない

これは私が「チョロQ3」をプレイしているところを見た母が言った言葉です。
私がレース中に他のチョロQに体当たりしたり、時速300kmで壁にぶつかったり、壁にぶつかりながら方向転換していたせいでしょう。

こんな走り方をしていた上に、私にとっての初めてのレースゲームが「チョロQ2」だったこともあり、その後リアル路線のレースゲームをしたときに「普通のレースゲームでは体当たりしないんだ…」となったのを覚えています。

枕草子

チョロQ3の一部には「春はあけぼの」「夏は夜」「秋は夕暮れ」「冬はつとめて」と名付けられたコースがあります。
それぞれコースに共通する部分はあるものの、例えば「夏は夜」では水の中を走るコースへ分岐したり、「冬はつとめて」では路面が雪になっていたりと、多彩なコースを特徴とするチョロQを象徴とするコースではないかと思います。
そんなコースにつけられているのが枕草子からとられた上記のコース名です。
国語の授業で枕草子をやる前にチョロQ3を履修していたため、枕草子を見て「チョロQ3じゃん」となった思い出です。

思い起こせばそうかも…という方もいらっしゃるのではないでしょうか…

推しポイント

さて、個人的な思い出話はここれくらいで、チョロQ3自体のゲームの紹介にいきます。

チョロチョロ走るキュートな車

そもそもの玩具としての「チョロQ」は「チョロチョロ走るキュートな車」をキャッチコピーとしたものだったそうです。
しかしゲーム「チョロQ3」はそんなキャッチコピーとは裏腹にサーキットはもちろん、水の中、森の中、雪の中、シティの中を最高時速300kmで爆走していくゲームです。

近年はゲーム機本体のスペックも上がり、映像も挙動もリアルに寄せていくゲームが多いのではないかと思います。
チョロQ3はコースは(良い意味で)無茶苦茶ですが、走り自体にギミック(甲羅を投げたりキノコでダッシュしたりといったもの)はなく、ポイントポイントでうまく走ることできるかどうかが勝負の結果を左右するため、レースゲームとしての面白さとチョロQだからこそできる挙動がうまく組み合わさったゲームになっていると思います。

現実には無理なコースもゲームの中でなら走ることができる。そう、チョロQならね。

カスタマイズの多彩さ

サーキットやダートや水の中や雪の上を走るため、コースごとに装備を変更していくこととなります。
エンジンやタイヤはもちろん、シャーシやステアリングもコースによって変えていくため、結構なお金が必要になります。
新しい装備を買うためのお金はレースで3位以内に入ると手に入るため、周回して目的の額までためていました。

改めて、プレイするゲームは違えど、今も昔も周回をやっているという点で何も変わっていないのだと思わされます。

ボディの多彩さ

玩具としての「チョロQ」は現実の車をチョロQ向けにアレンジしたものが多く存在しており、現在もランナップが追加されていっています。

また、最近ではオリジナルのチョロQをつくることもできるみたいです。

ゲーム「チョロQ3」では100種類のボディを選ぶことができ、そのラインナップの中にはライバルカーにもいる清掃車などの働く車や屋台、もう車ですらない機関車、ラスボス的位置づけの「?????????」に至っては、発売元のタカラが関係するからこそできるボディだったりとネタも豊富です。

ボディは走りのスペックには影響しないので、面白いボディやかっこいいボディを好きに変更できるのはチョロQならではの特徴だと思います。(だいたいのゲームは車種がスペックに直結するので)

ちょっと「????????」について掘り下げると、初見で拝めるハイパーグランプリ第1戦のオーバルサーキットでは、この「????????」がプレイヤーの装備と同じものを装備しており、「????????」が一番前からスタート、プレイヤーが一番後ろからスタートとなるためレース開始早々「????????」がトップを爆走していきます。
その姿を捉えることができないままレースが終わりプレイヤーに「あれは何なんだ…」という感想を植え付けたあとの第2戦、プレイヤーと同じだった装備が外れて別の固定装備になったことで今度は近寄ることができ、そのボディを目の当たりにすることができます。

そのボディの衝撃たるや… きっと人生について考えさせられることではないでしょうか。

音楽

最後にチョロQ3の音楽についてです。
お金を貯めるために必然的にいずれかのコースを周回することになるので何度も同じ音楽を聞くことになるのですが、
残念ながら普通にプレイしているだけだとその音楽をすべて楽しむことは難しいです。
例えばショートサーキットは一周30秒、3周で1分半程度になるため、1分半以降の音楽を聞くためにはフリーランで走るしかありません。
ショートサーキットの音楽は約2分20秒あたりからそれまでの馴染みの音楽とはまた違ったアレンジが聞けます。これもかっこいい。
このような感じで他のコースの音楽にも、まだまだ聞けていないところがあるのではないでしょうか。

昔チョロQ3プレイした方で気になりだした方は、もう一度ソフトを引っ張り出して音楽に注意を向けてプレイし直してみてはいかがでしょうか。

最後の最後に、チョロQ3にはメインテーマとつく曲があるのをご存知でしょうか。
これはチョロQ3を楽しみに毎回起動してプレイいるとなかなか気づけないところで聞くことができる曲ですので、ご存知ない方は探してみてはいかがでしょうか。
ちなみにチョロQ3のディスク自体にCDDBとして記録されているため、パソコンでチョロQ3のディスクを読み込むと通常の音楽CDと同じように取り込むことができます。
ディスクをお持ちの方は試しにパソコンで読み込ませてみて音楽を聞くだけでもいかがでしょうか。

ついでといってはなんですが、昼のチョロQタウンの音楽も同じくCDDBとして記録されていますので計2曲ゲームを起動しなくてもディスクから聞くことができます。

ラストエリクサーウィンドオーケストラ第8回演奏会で、チョロQ3のどの曲が演奏されるかは当日のお楽しみです。

その答えは是非、2022年4月30日に大阪府高槻市の高槻現代劇場でご確認ください。


ラストエリクサーウィンドオーケストラ 第9回演奏会開催決定!(2025年10月26日予定)

UOZU GAME DAY 2025 合同演奏会に参加します!(2025年2月23日予定)

演奏動画のご紹介

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