こんにちは!フルートパートの班長です。
連休でもゲームとお絵描きで結構忙しくて1日あっという間に終わってしまいます。
オタクにはあまりいつもと変わらない連休の過ごし方です。
さて、今回は「NieR Replicant」を紹介させていただきます。
私も入団よりも遠い昔…初めてLEWOに見学に来た時に、
一番好きなゲームとしてあげさせていただいたゲームが「ニーアレプリカント」です。
その時、昨日のブログ担当のポナチャンが反応してくれたことは今でもはっきり覚えています。
当時はあまり有名タイトルではなかったので、とても嬉しかったな〜!
もう3年ほど経ちましたでしょうか。
PS4で同シリーズの「ニーアオートマタ」が発売されたのですが、
アクション開発が「ベヨネッタ」の開発元のプラチナゲームズだということもあり、結構爆発的に話題になりましたよね。
そんなこんなでオートマタはすごく人気が出まして、今では”ニーアシリーズ”も
すっかりスクエニの看板タイトルとなり、スクエニカフェでコラボなんてものもしてくれる存在に。
そして、ニーアレプリカントがこの前の4月22日に10周年を迎えたのですが、
PS4でバージョンアップ版が発売されることが発表され、大歓喜です!
フルボイス、音楽撮り直しですよ!ヤバ〜〜〜!!!!!!(急に語彙力の無くなるオタク)
過去作にもスポットライトを当ててくれるのは本当に、すごく嬉しいですね!!
これは今こそ推したいゲームに間違いない!ということで、紹介させていただきます。
ニーアレプリカントを語る前に、ルーツとなっているドラッグオンドラグーン(無印)の話を少しだけ。
ドラッグオンドラグーン(以下DOD)はご存知でしょうか。
2003年発売のPS2のタイトルですが、当時から異色を放つ「鬱ゲー」として
タイトルを耳にしたことはある方は多いのではないでしょうか。
DODは、エンディングが何個かある「マルチエンディング」(以降シリーズとしてずっと続いてる)なのですが、
今回オススメするニーアレプリカントは、DODのEエンディング…
かの有名な「鬼畜音ゲー」のエンディングの未来として描かれているゲームなのです。
某動画サイト等通っていた方なら一度は見たことあるのではないでしょうか…
画面がグレーで大きな人間の形をした何かの周りをドラゴンで飛びながら輪っかで音ゲーするアレです。
未来といっても、ニーアレプリカントからプレイしてもほとんど問題ないのですが…
【ニーアの舞台となる世界に、突然「異質なモノ」が現れた】
という起源になっております。知っていると380倍くらいニーアの世界を楽しめるかな、くらいの感じですね。まあ、微々たるものです。
しかし、Eエンドをご存知の方は、「ニーアの舞台?」となるかもしれません。
それについてはニーアレプリカントの物語の核心となりますので、ゲームプレイしてみてください。
ちなみに、DODは人間とドラゴンの純愛ゲー(異論は認めます)なので異種愛クラスタはやるべきです。絶対に最高なので。
グラフィックが…システムが…とか言ってる場合でなく今すぐやってください。私はCエンドが好きです。殺戮狂の主人公をはじめ、ブラコンの妹、ショタコンのおじさん、食人美女等ほぼ全員頭おかしいのですがそこはなんとか乗り切ってください。
まあ、それは置いときましょう。狂気に満ちたゲームです。興味がありましたらぜひ手を伸ばしてみてください!
DODの話長くなるのでおわり。
ニーアレプリカントが発売されたのは2010年。
その時にニーアゲシュタルト(Xbox版/英語)とニーアレプリカント(PS3版/日本語)が同時発売だったのですが、
大枠のストーリーの違いはほとんど無く、主人公が「父」か「兄」かの立場が変わっています。
私がプレイしたのはPS3版なので、そちらを基準に書かせてもらいます。PS3は兄です。
※以下トレーラーを貼っておりますが、
ゲームの特性上「残虐な表現」が含まれますので苦手な方はご注意ください
公式サイト
このトレーラーを見た…いや、“聴いた”瞬間…分かりますね。
全人類“理解した”と思うんですが、音楽が「最高」なんですよね…
ニーアのこの音楽に惹かれて買おうと決めました。
一人暮らしを始めたばかりの私は、PS3をまだ持っていなかったので、
ごはんとキューちゃんで数日乗り切ろうとして学校で貧血で倒れるなどしてPS3を購入した思い出深いエピソードがあります。
美しい賛美歌のような神々しい音楽のなかでやる中ボス戦は堪りませんでしたね…
さて、音楽が素晴らしいのは分かりきっていることなのでストーリーのお話をさせていただきます。
ニーアレプリカントのキャッチコピーは「一人のために、全てを滅ぼす。」
序盤のストーリーだけ少し紹介します。(プロローグのネタバレなので自衛回避等お願いします)
中世ヨーロッパのような建造物が並ぶ小さな村で育った少年ニーアは、病気がちの妹ヨナと暮らしていました。
この世界では不治の病「黒文病」が流行、村の外には「マモノ」と呼ばれる人間を襲う敵が蔓延しており、ニーアは妹の面倒を見ながら小さな村で暮らしていくことしか出来ませんでした。
ストーリーを進めると、ヨナが黒文病を発病してしまい、さらには突然失踪してしまいます。
不思議な力を持ち言葉を話す本、「白の書」との出会いでニーアも戦う力を持ち、隣の村で出会った女戦士カイネに協力を仰ぎ、大切な妹を探すためニーアの運命は大きく変わっていきます。
〜〜〜ネタバレここまで〜〜〜
といった感じで、展開としては実に王道なのですが、無論、DODに続くこちらも「鬱ゲー」ですので、
「あ〜!楽しかった!妹と世界を救ったぞー!」
だけでは済まないとだけお伝えしておこうかと思います。
ニーアレプリカントもマルチエンディングのゲームですが、プレイした結果どこかのエンディングに辿り着く形式ではなく、1つのエンディングを見て次のエンディングの条件が解放される…というシステムです。次のエンディングを見るために、2周目をすることが必須になるのですが…
この2周目からが、なんだか様子がおかしいのです。
今まで「聞こえていたはず」のものが「はっきり聞こえる」。
(あれっこんなんだったっけな)と私も最初思いました。
進めているうちにだんだんと確証を得て、この2周目が何を意味するのか理解することとなります。
1周目で、この世界は何なのか。
2周目で、敵は何だったのか、この世界で何をしていたのか。
3周目で、この世界で何をすべきか。救いたいものは、何か。
そういう考えに至っていくと思います。
1度クリアした物語を、周回していく事で情報が開示されて見方がかわっていくのもニーアの楽しさの魅力だと思っています。
ちなみに、全エンディングを見るためには周回必須となりますが、1周目の途中からのループとなり、おまけにレベルも引き継ぎありです。
以降はそんなに時間がかからないので、マルチエンディングには優しい設計ですね!
当たり前ですが、ゲームを起動してからすぐニーアの世界は始まります。
ぜひ「疑問」を持ったままストーリーを進めていってください。
正直…ゲーム上だけでは語られていないことも多く、プレイしただけではなんだか物足りないな…と思う方もいるかもしれません。
まぁクリアした際は是非設定資料集買ってみてください。(10年も経っているのに今のところ普通に買えます。とてもありがたいです…)
設定資料集には、DODのEエンディングの始点から年表が用意されているくらい、世界観が細部まで設定されていて、ゲームで生まれた疑問を全て解決してくれました。
個人的には、(ゲームなんだからゲームで全部完結してくれ〜)と普段から思っている派ですが、そんな思考を黙らせるくらいのゲーム背景です。
その設定が後付けじゃないってことが本当にすごいことだと思いますね。
ニーアレプリカントは
悲しくて、儚くて、虚しい。そんな気持ちにさせてくるゲームです。
全てを終えた後の「喪失感」はこれまでのどのゲームにもないと思います。
そして美しい音楽がそれを増強させてくれて、ゲームを終える頃にはその苦しい心がやみつきになってしまったファンはたくさんいると思います。もちろん私もその中の一人なのですが!
暗いご時世のなか暗いゲームをオススメするのもどうかなぁと思いましたが、大好きなゲームなのでオススメさせていただきました!
気持ちに余裕がある方はぜひプレイしてみてください。気持ちに余裕がない方は、諸々落ち着いたら手を伸ばして見てくださいね!
「メダロット」「バーチャロン」「グランツーリスモ」
の3本立て紹介です!
男の子!!ってかんじのゲーム揃いでとてもカワイイですね。
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暇だったのでファンアート描きました。ニーアレプリカントはいいぞ!