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ぷよぷよSUN/LEWO団員からの演奏タイトル紹介
2021年8月21日
こんにちは、団長のやまゆです。

第8回演奏会で取り上げるタイトルについて自由に語るブログ企画ということで、ぷよぷよSUN をご紹介します。

ぷよぷよSUNって?

概要

株式会社コンパイルの落ち物パズルゲーム『ぷよぷよ』シリーズの第3作。1996年にアーケードゲームとして発売され、以後いくつかのプラットフォームに移植された。2003年のPlayStation再発売版以降はセガより発売されている。

ストーリー

闇の帝王であるところのサタンは、雑誌の「肌を小麦色に焼いてギャルにもてもて」といった言葉が踊る南国ツアーの記事を読み返しつつ、「今まではモテるための営業努力が足りなかった」と悟る。しかしその時は日焼けの出来るような季節ではなかった。サタンはそこで南国ツアーへ行くよりも、その場にいながら日焼けをすることを選び、周りの迷惑もかえりみず太陽を巨大化させてしまった。

突如昼夜を問わず太陽が照り続けるようになり熱帯となった世界に、アルルは「世界を元に戻そう」と立ち上がる。別の場所では、誰よりも愛する闇夜を奪われたシェゾが事の張本人に復讐すべく旅立つ。その一方で、ドラコは突然いい天気になったことに機嫌を良くし、暢気にも日光浴に出かけようとしていた。(出典:wikipedia

アーケードに始まり、SS,N64,PS,GBC,PC,各種携帯電話アプリ…とたくさんのプラットフォームに移植された本作。~64,~決定版,ポケット~などパッケージデザインだけでなくタイトルも微妙に違うのですが、実は音源やアレンジもハードによって違うので聴き比べてみるのも面白いと思います(今回演奏する楽譜はSS,PS,PC版で採用されているものをベースに編曲されています)。

ぷよぷよSUNの名の通り太陽がモチーフのこの作品はサタン様の突然の思いつきで太陽が巨大化するところから始まります。世界を元に戻そうとするアルル、闇夜を取り返したいシェゾ、日光浴に行きたいドラコの3人からプレイするキャラクターを選び、道中で出会う変な奴らを蹴散らして全ての元凶であるサタンをやっつける(ドラコは日光浴にちょうど良さそうな丘に向かう)旅に出る…というストーリーです。

3人の主人公と道中で出会うキャラクターとのやりとり(漫才カットインといいます)や陽気な音楽が楽しい雰囲気を醸し出していてたいへんハッピー(ノーテンキともいう)なゲームなので、未プレイの方はぜひSSもしくはPS実機を入手してプレイしてみてください。コンパイルのキャッチコピーである「のーみそコネコネ」から始まるオープニングムービーは必見です。

 

さて、ゲームの紹介はこんなところにして、少しだけ音楽の話を。

ぷよぷよSUNの音楽は「なんとなく南の国っぽい」?

オープニングムービーではアロハシャツでウクレレをかき鳴らすサタン様が観測されますが、実はこのゲームのBGMにハワイアンな要素はほとんどありません。「南の国=ハワイ」という日本人的な安直なイメージからこうなったのか、それとも開発スタッフの巧妙な罠なのかは定かではありませんが、ぷよぷよSUNのベースになっているのはブラジル系(ポルトガル語圏)の音楽であると僕は考えています。ウクレレなんて一度も出てきません。

広義のラテン(中南米全体)と狭義のラテン(中南米のうちポルトガル語圏は含まないスペイン語圏)の話をしだすと長くなるのでここでは割愛しますが、今回演奏する”Opening”はサンバなどブラジル音楽を参考に作られたものだと推測されます。ゲーム音楽的には「ゲーム中で使用される原曲こそが原典」ですが、今回はそこからもう一歩踏み込んで「原曲の忠実な再現に加えて原曲の元になったスタイルを理解し、その解釈を取り込む」ことに取り組んでいこうと思います。お楽しみに!


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演奏動画のご紹介

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